あなたの大切な歯を歯周病から守ります
ひとくちに歯周病といっても、進行段階によって治療法が異なります。歯周病専門医が在籍する「藤田歯科医院」では、初期段階から外科手術が必要な重症例・難症例まで、幅広く対応しています。また、歯周病は再発のリスクが非常に高い病気です。当院では再発防止のため、治療後のメインテナンスにも力を入れています。
こちらでは、栃木県佐野市の歯医者「藤田歯科医院」の歯周病治療についてご説明しています。歯周病は自覚症状が少なく、気付かないうちにどんどん進行して、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともある怖い病気です。手遅れになる前に、ぜひ当院へご相談ください。
その症状、歯周病のサインかもしれません
次のような症状が一つでもあれば、歯周病の可能性があります。早期発見・早期治療につなげるために、早めに歯科医院を受診しましょう。
歯周病の進行
歯周病は、歯茎の炎症だけにとどまっている「歯肉炎」と、歯を支えている骨(歯槽骨)まで溶けてしまった「歯周炎」の2つに分けられます。どんな治療でも、一度溶けてしまった骨を元に戻すことはできません。歯周病は、歯肉炎の段階で治療を始めることが大切なのです。
ステージ1:歯肉炎 歯茎だけに炎症が起きているもので、歯周病の一歩手前の状態。歯茎が赤く腫れ、歯みがきや食事中に出血することもあります。 |
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ステージ2:歯周炎 歯肉炎が進行すると歯周炎になります。歯と歯茎の間に隙間ができ、出血したり膿が出たりします。口臭が起こる場合もあります。 |
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ステージ3:歯槽骨の破壊 歯周炎がさらに進んで、歯と歯茎の間が広がります。歯を支える歯槽骨が少しずつ溶け、歯がぐらつき始めます。 |
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ステージ4:歯の脱落 重度の歯周炎となり、歯槽骨が半分以上溶けています。歯を支えられなくなり、最終的に歯が抜けてしまいます。 |
歯周病検査と治療
当院の歯周病検査と治療の内容をご紹介します。
ポケット検査 | 歯と歯茎の間の溝のことを「歯周ポケット」といいます。歯周ポケットは歯周病の進行とともに深くなっていくため、ポケットの深さを測定して進行度を確認します。 |
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歯の動揺度の検査 | 健常な歯は動きませんが、歯周病が進行すると歯の動揺が生じます。指やピンセットなどで歯をつまんで、前後・左右・上下に動かして、歯の揺れ具合をチェックします。 |
レントゲン検査 | 歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が溶け出します。レントゲン検査で歯茎の下に隠れている歯槽骨の高さや溶けた範囲を確認します。 |
SRP(スケーリング&ルートプレーニング) | 軽度の歯周病に対して行う治療法です。スケーラーという器具を使って歯周ポケットに入り込んだ歯石や炎症を起こした組織を除去し(スケーリング)、その後キュレットという器具でざらついた歯の表面を滑らかにして(ルートプレーニング)、歯周病の改善をはかります。 |
当院では事前の検査をしっかり行い、検査結果に基づいた適切な歯周病治療をご提供しています。また、歯周病のリスクを判断する「だ液検査」や、顕微鏡で口腔内の細菌の種類を特定し、それに合った薬剤を使って細菌を除去して歯周病を改善する「歯周内科治療」にも対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。
歯周外科までカバーします
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)などの治療を繰り返しても歯周病の改善が見られなかった場合は、外科的処置の対象になります。当院には歯周病専門医が在籍しており、歯周外科にも対応しています。こちらでは当院の歯周外科メニューをご紹介します。他院で「歯周病が進行しているので、歯を抜くしかない」と診断された方も、一度当院にご相談ください。
歯周ポケット掻把(そうは)術 | 局所麻酔後、歯周ポケット内の歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯周組織を専用器具で取り除く外科的処置です。中等度の歯周病に行います。 |
フラップ手術 | 局所麻酔後に歯茎を切開して歯根を露出させ、付着している歯垢や歯石、感染した歯周組織を除去します。切開した歯茎は元の位置に戻して縫合、1~2週間後に抜歯します。重度の歯周病に行います。 |